日本では最大規模のユーザ数を誇るフレッツ接続を解説

フレッツとはNTT東日本とNTT西日本が提供するインターネット接続サービスの商品名です。
様々なプランがありますが、盛んにテレビでコマーシャルを流していましたので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
回線速度や接続方式で様々なプランがありますが、定額制でデータ通信量に関しては制限が無い、といったプランがメジャーです。

フレッツの歴史は古く、2000年にはフレッツISDNというサービスが開始されました。
ISDNとは電話回線を使ったデジタル通信で、通信速度は64kbpsが2本、今から見ると低速ですが当時は驚きを持って迎えられました。
現在ではフレッツISDNの新規申し込みはできなくなっており、使用中のユーザに対してもフレッツ光への乗り換えが勧められています。

次に主流となったのはフレッツADSLです。
既存の電話回線を利用することができるため初期投資が低く抑えられ、速度もフレッツISDNよりも速いということで爆発的に普及しました。
こちらも2016年には新規申し込みができなくなり、2023年にはフレッツ光を提供しているエリアでのフレッツADSLは終了します。

そして現在主流となっているのがフレッツ光です。
光ファイバー網を使うことで高速な通信が可能、契約によりますが規格的には1Gbpsの速度が、実際の数字でも200Mbps程度は出るという報告が多くあります。
実際は50Mbpsもあれば不自由しませんので、実使用ではまず問題は出ない速度です。
NTTコミュニケーションズのocnからもフレッツは申し込み、契約することができ、携帯電話もNTTの物にすれば安く運用することも可能です。

昨今流行っているIoTやm2mでは、常時接続が重要になりますので、通信量にかかわらず料金は定額制であることが重要になります。
ocnではVPNを設けることも可能ですので、セキュリティや速度が必要な場合には相談してみてはいかがでしょう。